目次
はじめに

J3リーグ第4節
前節アウェイで初勝利を掴んだ奈良クラブが
ホームでの初勝利を目指して挑んだ第4節、対戦相手は「Y.S.C.C横浜」
雨の中の試合となったYS横浜戦を振り返りたいと思う。
あくまで「1個人の感想と考察」という前提で、おたのしみいただけたら幸いです。
スタメンおよびフォーメーション

奈良クラブ
奈良クラブのスタメンは前節と変わらず
- GK:アルナウ
- DF:寺村浩平、鈴木大誠、伊勢渉、加藤徹也
- MF:堀内颯人、可児壮隆、山本宗太朗、嫁阪翔太
- FW:浅川隼人、酒井達磨
- 交代:片岡奏、桑島良汰、西田恵、都並優太
古巣対決の浅川選手はこの試合も右ウィングとしてスタメン。
また前節初ゴールを決めた山本選手がスタメンをキープ
Y.S.C.C横浜
YS横浜は3-1-4-2のフォーメーション。
- GK:佐川亮介
- DF:柳雄太郎、藤原拓也、花房稔
- MF:松村航希、中里崇宏、大嶋春樹、菊谷篤資、福田翔生、古賀俊太郎
- FW:萱沼優聖
- 交代:山本凌太郎、田場ディエゴ、ピーダーセン世穏
試合結果
まず初めに、試合結果は
△2-2での引き分け
となった。
【2023明治安田生命J3リーグ第4節】
— 奈良クラブ (@naraclub_info) March 26, 2023
⏰試合終了
悔しい引き分けという結果ですが、
雨の中、たくさんの後押しをありがとうございました!
引き続き奈良クラブへの応援をよろしくお願いします。#奈良クラブ 2-2 Y.S.C.C.横浜 #naraclub #奈良一体 pic.twitter.com/wqmm8i0BGm
連勝ならずだが、1-2からきっちりと追いついてのドローであったため
奈良クラブとしては上向きの結果となっている。
試合ハイライト(公式)
奈良クラブ公式がアップロードしているハイライト動画
試合展開
まず、今節は雨の試合というのもあり、
両者ともピッチコンディションに四苦八苦している様子であった。
そんな中でも、どちらかというとYS横浜の選手がピッチに適応するのに苦戦している印象であった。
奈良クラブの試合入りは上々であった。
雨のピッチでも持ち前のパスサッカーを展開していた。
そんな中、まず試合を動かしたのはその奈良クラブであった。
アルナウ選手からのロングボールを酒井選手が右サイドでおさめてクロス
そのボールを浅川選手が決めて3試合連続ゴール。流石の一言。
次の章で詳しく振り返りたいと思う。
幸先よく先制した奈良クラブであったが、前半終了5分前から連続して失点してしまう。
ハンドによるPK献上と、フリーキックの流れからのシュートが吸い込まれた形となった。
決して下を向く必要のない失点で、どちらかと言えば
後半のアルナウ選手のビッグセーブに助けられたシーンの方が
ゴールにはならなかったが反省点が多いと思う。
後半に入って、奈良クラブは何がなんでも追いつきたい状況で
西田選手、片岡選手を投入。
両選手は試合の流れを変える素晴らしいプレーを見せた。
奈良クラブの2点目のきっかけとなったのは西田選手だった。
左サイドから細かいパスで崩して山本選手へのラストパス。
これがGKに弾かれるもコーナーキックを獲得した。
その流れで得たコーナーキックから山本選手の2試合連続ゴールで同点に追いつく。
今節のコーナーキックは非常にしたたかで、
ゴール前に選手が固まる形を見せていた。
相手チームとしては嫌な攻め方だったと思う。
その後も両者攻め合うが、得点は決まらず2-2のドローとなった。
奈良クラブ得点シーン
では、この試合の2ゴールを振り返っていく。
1点目:浅川選手

前半21分浅川選手のゴールシーン
- [奈良] 酒井選手がサイドに流れてアルナウ選手からボールを引き出す
- [奈良] 味方選手が前線に上がってくるまで時間を稼ぐ
- [横浜] 奈良の選手よりも多くの選手がしっかりと帰陣
- 奈良の浅川選手は相手DFの背後を取っている。
これで相手DFはボールと浅川選手を同時に視野に入れられない。
- 奈良の浅川選手は相手DFの背後を取っている。
- [奈良] 酒井選手がサイドで1対2の状況でもクロスをあげ切る
- ゴール前はYS横浜の選手が多く、ここしかないというコース、スピードのクロスをあげている
- [奈良] クロスに浅川選手が合わせてゴール!
GKからのフィードからゴールとなったシーン
ここしかないというコース、スピードでクロスをあげている酒井選手は本当に器用だ。
浅川選手もちゃんとミートしてゴールに流し込むあたり、ストライカーだなと感じる。
前節もそうだが、GKからのフィードを浅川選手と酒井選手の2人で攻撃を完結させられるのは奈良クラブの強みである。
2点目のきっかけとなったシーン

後半15分コーナーキックを獲得したチャンスシーン
- [奈良] 西田選手が左サイドで受けて、平行の位置を取った加藤選手へ預ける
- 体の向きがバックパスを想像する向きにしている中で、内側の加藤選手へパスを出している
(YS横浜の菊谷選手の足に引っ掛からなくてよかった。)
- 体の向きがバックパスを想像する向きにしている中で、内側の加藤選手へパスを出している
- [奈良] 左サイド奥のスペースで加藤選手からのリターンを受ける
- [横浜] 柳選手がサイドへ流れて守備
- このシーンテンポよくボールが動いて見ていて気持ちよかったです
- [奈良] 柳選手が出たスペースにパス、山本選手がそのままダイレクトで打つもGKに弾かれる
綺麗なパスワークだった。
西田選手→加藤選手→西田選手→山本選手 はすべてダイレクトのパス。
スペースと、そのスペースへの走りこむタイミング、そしてパスのタイミング
全てが揃わないとダイレクトでのパス交換はできない。
3人の選手がお互いの意図を汲み取って動いた結果である。
奈良クラブのサッカーはこういうシーンが多く見れて楽しい。
印象に残った選手:西田選手
ここまでの試合でも後半途中出場を続けていた西田選手だったが、
この試合は追いかける展開というのもあり、比較的早めに投入。
試合 | 交代時間 |
第一節 山雅戦 | 79分 |
第二節 八戸戦 | 64分 |
第三節 長野戦 | 88分 |
第四節 YS横浜戦 | 58分 |
雨のピッチコンディションでも果敢にドリブルで突破を試みていた。
小柄な体格ではあるが、ボールキープ力が高く
懐にボールをおさめて相手に簡単に奪われない。
さらに献身的な守備もこなしている。
守備の時もフェイントをかけて
左右どちらからプレッシングを行うのかを惑わす頭脳的なプレーも光る。
さらに、素早くボールと相手選手の間に体を入れる上手さも持ち合わせている。
体格の小さい選手のお手本のような守備だ。
嫁阪選手とのスタメン争いになるが、どちらも良い選手のため
どちらが出ても活躍間違いなしだ。
まとめ
奈良クラブのJ3第四節、YS横浜との試合について振り返りを行った。
ホームでの初勝利が掴めないまま、これからアウェイ2連戦となる。
強敵相手だが奈良クラブなら全然やれる。強敵をなぎ倒す奈良クラブを見たい。
バモス!奈良クラブ!
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