はじめに
Jリーグ各クラブの公式グッズとして販売されている
Lサイズのパイプフラッグ(通称:Lフラッグ)
広げると、長さ約1.5m×幅約1m にもなる。
仮に旗をたたんでも、長さ方向の約1.5mはどうすることもできない。
1.5mの棒を持ち運ぶとなると車移動ならともかくとして
バスや電車、新幹線の座席、更にはお店でご飯を食べたりする際など
置き場所に困ってしまう。
そこで今回は 総額 約2000円で
Lフラッグを分割して持ち運べるようにする方法を紹介する。
用意するもの
購入品目 | 説明 | 値段 | 購入場所 |
---|---|---|---|
HI-VP 13 1m | 塩ビパイプ1m(旗側) | 249円 | ホームセンター |
HI-VP 13 0.5m | 塩ビパイプ0.5m(持ち手側) | 199円 | ホームセンター |
HI-VP 13 ソケット | パイプ連結部 | 79円 | ホームセンター |
HIM 給水栓 ソケット | パイプ連結部 | 499円 | ホームセンター |
HIC13 キャップ | 塩ビパイプのキャップ | 79円 | ホームセンター |
タフダインHI | 塩ビ用接着剤 | 499円 | ホームセンター |
ロッドケース | 釣竿を入れるケース | 330円 | ダイソー(100均) |
総額 約2000円で購入。
キャップは無くても良いが、旗を振る手元側の安全のための購入。
旗は1mと0.5mに分割する。
Lフラッグの旗部分の長さは約1m なので
旗側のパイプは、最低でも1m必要となる。
そのため、1m(旗側)と0.5m(持ち手側)の分割とした。
※パイプの太さ(呼び径=平均的な直径)は、13mmを使用しています。
ここは各自が購入した旗によるので、パイプを差し込む袋加工されている部分の太さを確認の上で購入してください。
購入したものを並べるとこんな感じ。
細かい部品を拡大したものが下記となる。
全体図
Before
販売されているグッズそのままの状態だと下記のようになる。
白色がパイプで、長さ1.5mとなる。
ちなみに、私が所持しているのは奈良クラブが販売しているこちらのフラッグになります。
After
今回のDIYで作ったパイプを通したフラッグは下記写真のようになる。
旗側のパイプ(1m)と持ち手側(0.5m)のパイプで分割してある。
作業内容
作業と言っても、パイプの連結部分を接着してキャップで止めるだけなので非常にシンプル。
持ち手側のパイプ(0.5m)
持ち手のパイプの片側に「HIM 給水栓 ソケット」を接着する。
「タフダインHI」には接着剤を塗るための刷毛がついているので
刷毛を使って内側になるパイプ側に接着剤を塗って乾かすだけ。
ソケットを接着した側が、旗と接続になる。
反対側は持ち手に近くなるため、「HIC13 キャップ」を接着
これでパイプの尖っている角をなくしている。
旗側のパイプ(1m)
旗側のパイプには、「HI-VP 13 ソケット」を接着する。
作業はこれだけ。
完成図
先ほども載せたが、全体図はこんな感じ。
旗を巻いて、ロッドケースと並べるとこんな感じ。
収納できるサイズ感になっていることがわかる。
旗を振る際には、連結部分をこのようにネジを回すように繋げる。
ねじ切りがあるので、どれだけ風が拭いてもパイプが抜けることはない。
どちらかと言えば、パイプが折れるかどうかの方に注意して使う。
パイプはしなる方が良いという考え方もできるので
パイプ径は各自お好きなものを使って良いと思う。
反省点
最後に反省点を書いておく。
かなり些細なことではあるが、
写真のように、旗側のパイプの長さが足りず、旗が少したるんでしまうのが今回の反省点だ。
旗側のパイプの長さが1mで、旗も長さ1mのため
ソケットの長さ分だけ、旗を通すことができなくなってしまい。
結果たるみが生まれている。
ただ全体図を見てもわかるように、少したるみがあっても分からない程度なので
個人的には気にせず使用している。
どうしても気になるようであれば、
パイプを旗側1.1mと持ち手側0.4mで購入するなど
が対処法になると思う。
その場合、全長が伸びるので
ロッドケースに入るかは事前に確認することをお忘れなく。
まとめ
今回は、Lフラッグを持ち運びしやすくするために
1.5mのパイプを1mと0.5mに分割して、それぞれ結合できるようにDIYを行った。
全長1mであれば、ギリギリ遠征にも持っていけるサイズ感かなと思う。
ぜひ皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
普段は奈良クラブに関しての記事を書いています。
よろしければ他の記事も見て行っていただけると幸いです。
今回13mm径のパイプを使っていて、全長が1.5mなので
余程のことがない限り折れる心配ないと思いますが
折れたら本当に危険なので
強風の際には使用しないなど運用面は各自気をつけてください。